Bangla Bazaar Halal Food (バングラバザール・ハラルフード) 埼玉県比企郡小川町

2024年12月1日、小川町の駅前通りにバングラデシュをはじめとする海外から輸入した食材などを扱うお店、バングラバザールがオープンしました。その運営会社、ゼロポイント株式会社の代表、増努力也(ますどりきや)さんに今後のビジョンなどについてインタビューしました。増努さん自身は日本国籍を持った日本人ですが、バングラデシュ人のご両親の元で生まれ育ち、日本とバングラデシュを股にかけて活躍する実業家です。昨年から小川町に移住しました。

長倉正弥

よろしくお願いします。

増努力也さん

よろしくお願いします。

目次

経歴について

経歴と言いますか、今やられていることは、どんなことでしょうか。

もともと日産のシステムエンジニアとして働いていましたが、自分で事業を起こし、バングラデシュと日本の両方で事業を行なっています。バングラデシュでは高校の理事長、芸能プロダクションの会社経営、芸能ニュースなどを扱う週刊雑誌の発行、それから映画の出資者、監督、プロデューサー、脚本家、俳優などをやっています。

バングラバザール店内の様子
バングラバザール店内の様子

何故小川町なのか

何で日本、そして小川町で活動しようとしたんでしょうか。

日本人だからです。でもそれだけじゃなくて、日本のことを元々好きだし、メイドインジャパンは世界のどこでも価値がある。その日本がどんどん経済が悪化している。残っているのは口だけと周りの国からは言われている。中国よりも下回っている。そういうのはまずいので、何とかみんなで力を合わせてまた日本は日本だよというのを保って欲しい。経済回復して欲しいという思いから日本なんです。経済ダメになったからこっちでは何もしないというのは違うと思います。

日本経済を復活させたいということでしょうか。

そう思います。夢というか、希望。日本経済を復活させたい。そこで何故小川町なのか。昨年小川町が気に入って引っ越してきました。自然が豊かで、美味しい有機野菜も食べられる。とても良い町だと思います。それでも消滅可能性自治体と言われている地域なんですよ。小川町は今。それはちょっと悲しい話なんです。こんな素晴らしい地域なのに消滅させてしまうなんてあり得ないじゃないですか。

だからこそ、この小川からスタートしたらいいんじゃないかと思いました。まずは消滅なんちゃらと言っている以上は、じゃあその地域から復活させようと。ひとまず。何としても変えたい、その思いが強いんだよね。それが出来れば変わるでしょ。と、信じています。できないかもしれない。私自身は小さい人間かもしれない。だけど、みんなで力を合わせれば絶対できると信じています。

今やっていることとこれからやっていきたいこと

今やっていることとこれからやっていきたいことを教えてください。

今やっていることは、有料職業紹介業です。というのは、仕事を探している人と、人が欲しい人、その間に立って紹介していく。お互いのためになる。どこで仕事すれば良いのか分からない人には職業を紹介する。人が欲しいけどいない、ぴったりの人がいない、そしたら私達のデータバンクからいい人を紹介する。というのは、世の中のためになる職業なんです。

それをやるけれども、同時に日本は人口不足なので、働く人が不足してきている。そこで日本政府も対策を本気で考えているので、よその国から労働者を招いてそれを回避する。そこで私たちが管理団体としてバングラデシュでトレーニングセンター、日本語学校、送り出し機関を設けて日本に呼び出して人手不足の企業達に紹介していくと。私たちが全ての面倒を見ながら最後まで見届けるということをしていけば、今人手不足のせいでつぶれかけている農業とか会社とか、つぶれなくても済むんです。企業が復活してまた順調に働くということは経済復活につながるわけなんです。イコール、どう考えても日本のために働いていく、というのが目的なんです。

バングラデシュの人は今、中国や韓国などにも労働者として出ていっていますが、私としては日本を優先して欲しいと思っています。という感じでお互いをつなげていけば、経済復活するのに手助けになるのではないかと思っています。自分こそ架け橋だと思っているから。日本人とバングラデシュ人をつなぐのに。

バングラバザールというのはどういうお店なんでしょうか。

バングラバザールの目的としては、バングラデシュ現地、インド、パキスタンから直接食材を仕入れます。仕入れて、良いもの、自分達で管理しながら最高のものを仕入れて、スーパーとか色んなところに卸していく。プラス、このバングラバザールや、これからもっと大きなスーパーも開く予定なんですけど、自分たちでも売っていく。この小川町のお店では、レストランも2月にオープンする予定です。

自分たちの強みはハラル(HALAL)食材、健康食材、オーガニック、プラス、直接仕入れることによって自社ブランドとなるので、安く仕入れて安く売ることができる。これから日本の経済ももっと悪くなると思うので、そこで高く物を買って豊かに暮らすというのはキツくなってくる。どうしても食べたいものを我慢してしまう。代わりのものを探していくということになる。そうじゃなくて、食べたいものを食べる。それがちょっと安く手に入れば、皆さん食べられる。それがターゲットなんです。

あとは小川町の有機野菜、それをメインテーマとして有機野菜を売っていく。少しでもお手頃な値段で売れたらいい。うちで扱うものは全て健康食材なんです。そんな感じです。ちなみに、ゼロポイントはHALAL認証機関としても動いています。認証する権利を持つ団体として。HALALかHALALじゃないかによって全然違ってくるので。HALALというのは外国人だけじゃなく、日本人でもHALAL食品を探している人が増えてきています。なぜかというと健康食材だからです。日本人も気づき始めています。

今後やっていこうとしていることはなんでしょうか。

出来れば小川を復活させたいので。豊かな町として。それをやるのに皆さんの力が必要。可能であれば小川の市民、小川に元々住んでいる人。みんな力を持っていると思うんだけど、それも眠りに入ってしまっている。それを目覚めさせる手助けをしたい。そうしたら、皆さんが本来の力を発揮すれば最強の町にまた戻ると信じています。それをやるチャンスを貰いたい。小川町に。それだけです。

バングラバザール店内の様子動画

比企出しへのメッセージ

最後に比企出しへのメッセージをお願いします。

増努力也さん

比企出しがやっていることは私がやりたいと考えていることのテーマに非常に近い。素晴らしい考え方を持って動いていると思うんです。考え方としては一緒なんです。皆さんの秘めている力を引き出すイコール小川のためになる。力を引き出して一人ひとりが力強く、大きくなれば全員の力がとんでもない力になるから。だとしたら小川のためにみんなで何かやれるでしょ。だからこれからも周りのみんなも比企出しを応援していけたら。比企出しも頑張って欲しいです。

長倉正弥

ありがとうございました。頑張ります。

バングラバザールのWebサイトはこちら↓
https://banglabazaar.net/

スパイスや肉、魚、野菜など色んな健康食材が直接買える、バングラバザールのネットショップはこちら↓
https://shop.banglabazaar.net/

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この記事を書いた人

長倉正弥のアバター 長倉正弥 代表社員(社長)

比企出し合同会社 代表。
エコデザイン株式会社の創業メンバーとして20年以上経営に携わる中、地元の商工会青年部・青年会議所などの活動を通して地域おこしの重要さを知る。
2021年5月に比企出し合同会社を起業。比企地域を輝かせるために全力活動中。

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